②「詰込み型教育」の問題点
②「詰込み型教育」の問題点
集団型進学塾における受験勉強では、いわゆる「詰込み型教育」が行われています。
その利点として、第一に挙げられるのが「短期間で多くの学習が身につき、知識を増やすことができること」。
しかしながら、膨大な量の知識だけをひたすらに暗記させた結果、「なぜ、そうなるのか」という疑問・探究心が損なわれたり、想像力を奪われたりすることになりかねません。
小学生、中学生の頃から「こうすればこの問題は解くことが出来る」という表面的なことを暗記する勉強が当たり前になってしまうと、「自分でじっくりと考える」ことができなくなってしまう恐れがあります。
高校受験や大学受験でのちょっとした応用問題に直面したときにも、解き方を聞かない限り問題の答えが見いだせなくなってしまうのです。
本来、問題について「なぜか」と疑問に思い、自ら考え、解決していくことが重要です。そのプロセスの中で、人生の底力のようなものを身につけていくのです。
にもかかわらず、こうした集団型学習塾の「詰込み教育」が常態化してしまうと、教えられる側は「教えられる」まで何もできない、何も考えることができない習慣が身についてしまうのです。
それでは、偏差値や勉強の表面的な効率性を求めすぎた末の弊害――「理解しないまま難問を解き続ける」という学習習慣が、人生の大事な成長段階で、植え付けられてしまいます。
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